2010年7月6日

TSUKUBA STUDENT FORUMを終えて

 
P1010914
画像をクリックするとスライドショーが表示されます。

さる7月4日(日)に「筑波大学のおもしろさを学生、OB・OG、教職員で語り合おう」という、TSUKUBATSUKUBA STUDENT FORUMが開催されました。

TSUKUBA BRANDING CREWSのネット担当、97年自然卒業のあらいです。自然学類が現在の生命環境学群の地球学類だとはじめて気がつきました。会場でネット(USTREAM)でご参加いただいた方々、企画と運営をされた学生の皆さん、ありがとうございます。

大学がブランディング・プロジェクトで目指すことやメッセージが意味することなど、まだまだ知られていない、理解できないと感じている人が多いことを実感しました。こちらのブログでも上にある「はじめに」や「これまでとこれから」、右にある各リンクでこれらを案内しました。

今回のイベントを終えて、一倉宏さんからのメッセージです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


IMAGINE THE FUTRUE.=大学のブランドメッセージは
いちばん大きな「器」「旗印」の話であって
学生諸君の日々の行動との関係性に
なかなか合点がいかなかったのかも知れません。

それは、こう考えてください。
みなさんがきょう、このイベントを終われば、また
課題のレポートについて、サークルの練習について考えるように
私たちたちもまた、明日からの仕事の準備をしなければなりません。
それが日常であり、日々のリアルな営みです。

そして、その営みがなされている場所=それは喩えれば
みなさんがいままさに乗っている「大きな船」で
そこには「IMAGINE THE FUTRUE」という旗が掲げられている。
そして、私たちもかつて、その船の乗り組み員でした。


IMAGINE THE FUTRUE.
そのメッセージの生まれた意味は、次のコンセプトにまとめてあります。
最初に、その話からはじめるべきだったかとも思います。


筑波大学は「新構想大学」と呼ばれ、「開かれた大学」を
開学の理念として生まれました。旧来の大学のありかたを
反省し、「学際」そして「国際」化への「改革」を掲げた、
原点もアイデンティティもここにあります。その後の時代
の流れをみれば、この理念の予見したものが、いかに先進
的であったかがわかります。学際化、リベラルアーツ教育、
産業と学問の連携、国際交流、留学生の受け入れなど、こ
とごとく時代の求めるところとなってきました。私たちは、
この理念の先進性、先見性を誇りに思うべきです。
あえていうならば、私たちは「伝統校」「名門校」の称号
よりも、新しい、開かれた「先端校」「先進校」の理念を
選んだのです。東京高等師範、東京教育大学という伝統の
誇りはいまでも私たちの内にありますが、東京を離れ筑波
に地を得たとき、誓ったものは新しい「改革」と「挑戦」
の理念でした。「筑波」とは地名ではなく、その理念の代
名詞と思うべきです。改革者は改革をやめず、開拓者は開
拓をやめません。つねに、開かれてあること。みずからの
改革をつづけ、時代の矢印となること。筑波大学が目指す
ナンバーワン、オンリーワンとは、最も「未来志向」の大
学であること、ではないでしょうか。世界と未来に向いた
TSUKUBA CITYの中枢として。医学・体育・芸術もあり、
肉体性と感性の領域まで含む人間理解と人材育成を目指す、
真の意味での総合大学=UNIVERSITYとして。
筑波大学とは「未来へのフロントランナー」である、と、
あらためて確認して、この新しい伝統のバトンを、絶える
ことなくリレーしていただきたいと思います。


これが「筑波大学という存在」の目指す、いちばん大きな意味です。
その「器」、あるいは大きな「船」の中での、日々の営みを
思い切り、のびのびと、楽しんでいただきたいと願います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7 件のコメント:

人間7期 小高美保 さんのコメント...

 一倉さん、当日突然ご挨拶したので、驚かれたようですが、人間学類7期の小高美保です。こちらのサイトへの書き込みに丁寧なレスを頂いたので、一言ご挨拶をと思った次第です。先日のシンポへは、芸専OB森川さんと一緒に参加させていただきました。
 最後までいられなかったのが残念ですが、現役学生の皆さんが、元気に大人と対峙して、「ダマされないぞ!ヤラレないぞ!」と真面目に構える姿は、30年前の自分達とまるで一緒で、なんかじ~んと来るものがありました。
 ですが、そうした大学側とか、社会の側とか、学生側とかという分かりやすい枠なんか踏み越えて、お互い繋がる新しい道を探すことが出来たら素敵だなと思いました。
 私が学生当時、まだ未開発な野原のような場所に、細々と先輩たちが踏み固めて道になったような場所が、いくつもありました。辿っていくと、意外な近道だったりして、よく感心しました。
 自分が、滅茶苦茶生意気で、世間知らずの無謀な大学生から、社会に出て、いろいろ試行錯誤して拓いてきた細い道が、あの筑波の野原の、学生版けもの道のように、後輩の筑波大生の皆さんの、小さなお役に立てれば嬉しい…多分OBの多くの人達は、みんなちょっとずつそんな風に考えてるんだと思います。
 その辺の気持ちが、このプロジェクトを通して、うまく伝わるといいなあと、そう思いました。対立するのは、あまりに簡単で旧来通りのステレオタイプの関係の持ち方です。未来志向で、そんな枠組みを踏み越えて、個々人自由に繋がれる新しい場を築いていきたいですね!

一倉 宏 さんのコメント...

小高さん。
当日は即座に気づかず、失礼しました。
人間7期のあの話は、ネットワーク再構築のお手本で、示唆に富む事例と、私たちのあいだでも関心が高かったのに。お話しするチャンスを逃したのは残念です。
今回もいただいたコメントも、ほんとに共感できます。
学生が大人たちを批判的に見る、それはむしろ健全な態度と思います。その若さを抱きしめたいくらいです。

できれば、小高さんもクルーズに参加いただけるとうれしいです。みんな、できる範囲ででのボランティアですから。
森川さんも、ぜひ。吉川くんから聞き(私も間接的につながりもあり)、壇上へと誘ったのですが辞退されました。ほんのすこし、力を貸してとお伝えください。

中村直史 さんのコメント...

小高さんの書かれたことにとても
共感を覚えまっす。
FORUM以来なんだか
もやもや~っとしてたんですが、
気分がクリアになりました。
ありがとうございます。

人間7期小高美保 さんのコメント...

>一倉様
 もちろん、何かお手伝いできそうな時は、お声掛け下さいませ。非力ゆえ、それほどお役には立てないかもですが、出来ることがあれば、喜んでお手伝いさせていただきたいと思います。どうぞよろしくです♪

>中村直史様
 お互いを分類して、入れられている箱のラベルで見ているうちは、化学反応起こらないですものね。箱から出て、混ざり合ったりすると、いっぱい色々な新しいコトが起こったり、スパークしたりするんだと思います。自分が箱に入っちゃわないこと、相手を箱に入れないことって、しみじみ大切な気がしてます。箱があると、楽チンで、守られてる気がするんで、つい入っちゃったり、入れちゃったりするんですけどね…。中村さん、これからも、どうぞよろしくです♪

匿名 さんのコメント...

イメージソングを作るのはいいとしましょう。ただしそれをCDにして発売するというのはどうかやめてください。

この制作費用もすべて奇特なOBOGの方々の負担というならまだしも、CD発売となったら大学の予算がかけられることになるのではないですか?7/4のフォーラムで壇上の職員が、クリアファイルやポスターを作っておきながら"この企画には大学のカネはかけられていない"と公言していることからも、コスト感覚が疑われます。

さらに恐ろしいのは、CD制作の帳尻を合わせるために"基金への寄付の代わりにCDを買ってもらう"という形に陥ってしまうことです。本来集まるはずの基金の何割かがCD代に消えてしまうのです。このような"買い物"をした人は真に満足でしょうか?

現在CDの需要は限りなく縮小していることは周知の事実です。大学の歌のCDなどどんな需要層があるのか想像がつきません。ダウンロード販売ではいけませんか?それとも何か常識を覆す販売戦略があるのでしょうか?

フォーラム当日の客席・Twitterからも反対の声があったはずです。どうかご賢慮を。

吉川洋一郎 さんのコメント...

匿名さん。
ご意見ありがとうございます。
CDにし、発売する件についてですが、現在イメージソング制作進行のたたき台として、そのような提案を行ったというだけで、特に予算がついて確定しているものではありません。多くの方のご意見を参考に進めることになると思います。
ありがとうございました。

吉川洋一郎 さんのコメント...

匿名さんへ補足です

また私が代表取締役をしています会社はCD、DVDなどの制作会社で、音楽制作機材など全て自社のものを持っています。ですから全くお金を派生させることなく音楽の制作が可能です。
また歌っていただく方、演奏していただく方は筑波関係者でボランティアとして、快く参加していただける方に限る予定で進めています。

>本来集まるはずの基金の何割かがCD代に消>えてしまうのです。

このような御心配はありません。
ご意見ありがとうございました